TEAM ANOTHER COLA  叶辰郎さん「自然がつくる甘さを最大限活かす」

肥料も農薬も使わず、自然の循環だけでサトウキビを育てる叶辰郎さん。ANOTHER COLAがこの黒糖を選ぶ理由は、シンプルです——この黒糖じゃないと、成立しないからです。

叶辰郎さんの黒糖農場 奄美大島 瀬戸内町

奄美大島・瀬戸内町の自然栽培農家

このコーラは、「安く、早く、大量に」をつくるためのものではありません。

奄美大島・瀬戸内町。ここで、肥料も農薬も使わず、自然の循環だけでサトウキビを育てている人がいます。叶辰郎さんです。

一般的なサトウキビ栽培では、収量を安定させるために肥料を使い、病害虫から作物を守るために農薬を使います。それ自体は決して悪いことではなく、安定供給や農業経営を考えれば、とても合理的な方法です。

自然栽培のサトウキビ畑 奄美」 width=

自然に合わせる農業

無農薬・無施肥となると話は全く変わります。土に栄養を足さないため、土そのものの力を育てる必要があります。病害虫が来ても、薬で簡単に対処することもしませんし、天候や環境の変化も、そのまま収量に影響します。

昨年は猪被害もあり、思うように収穫量を確保できなかったそうです。それでもまた畑を整え、また植え、また育てるを淡々と進めていきます。

自然栽培は、何もしない農業ではありません。むしろ逆で、自然をよく観察し、人がより深く関わり続ける農業です。

手刈りにこだわる理由

収穫もすべて手刈り。ハーベスターを使えば早いし、効率もいいですが、機械ではなく、人の手で一本ずつ刈り取っていきます。それは単なるこだわりではなく、味のためです。

「自然なもの以外は畑に必要ない」——この言葉を、本当に実践している人です。

叶辰郎さんの黒糖製造 奄美

49歳のときの決意

49歳のとき、大病を経験した叶さんは、「誰でも安心して食べられるものをつくる」と決めました。それ以来、農薬にも肥料にも頼らず、自然の力だけでサトウキビを育て続けています。

この黒糖じゃないと、成立しない

叶さんの黒糖は、やさしい甘さなのに、後味が驚くほど軽いです。口に含んだ瞬間にはしっかりコクが広がるのに、引き際は静かで、全く重く残らない。

砂糖は、味全体の土台を決める素材です。この土台が重いと、スパイスが濁ります。逆に、土台が澄んでいると、スパイスがまっすぐ立ち上がっていきます。叶さんの黒糖は、その輪郭を綺麗に出すために必要な材料です。だから、ANOTHER COLAのスパイスは最後まで濁らないんです。

この一杯は、ただ素材を集めてつくったコーラではありません。誰かの人生と、選択と、時間でできています。

ANOTHER COLA クラフトコーラ 奄美黒糖

※掲載にあたり、ご本人の許可をいただいています。

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